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高血圧は目が充血する原因の1つです

目が赤くなる原因は高血圧かも

目が充血する原因はいくつかありますが、その一つに高血圧が関係しています。

高血圧の症状には心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などの重い症状が目立ちますが、その前に頭痛や耳鳴りなどの小さな症状が発症するのです。

そして、高血圧が引き起こす小さな症状の中には、目の充血も含まれています。高血圧は目が充血する原因だけでなく、充血から様々な病気を引き起こすので見てみましょう。

高血圧による目の充血や出血

充血か出血

充血は目が赤くなるというイメージがありますが、目から出血することで赤くなることもあります。目の充血と出血は全く違う症状です。

  • 目の充血
  • 目の白目部分には細かい血管があって、それが太くなって血走っているように見えるのが充血です。

  • 目の出血
  • 白目部分にある血管が切れることで目から出血します。出血の場合は、白目に血が広がっているという見た目です。

充血と出血にはこのような違いがあるため、鏡で確かめることができます。出血によって充血しているように見える場合は、病気を発症している可能性があります。高血圧が関係している目の病気について紹介します。

結膜下出血

〈原因〉

結膜下出血を引き起こす原因には、高血圧や動脈硬化などの循環器系による疾患が関係しています。それ以外には目に入ったゴミによる外傷、細菌やウィルス制の結膜炎によって発症することがあるのです。

40代から50代の間に、結膜がたるむことによって目の血管が折れ曲がった状態になり、その状態でまばたきや結膜が動き回ることによって出血が起こります。外傷や年齢が原因ではない場合は、高血圧による全身疾患が関わっているでしょう。

〈症状〉

結膜は白目の部分を覆う粘膜のことで、いくつもの血管が存在しています。結膜の下にある血管が破れて出血する症状が結膜下出血です。

結膜下出血は白目部分が赤くなって、小さな点状や斑状になったり、結膜全体が赤くなったりします。発症した際に目に痛みを感じる人もいますが、一般的に痛みや痒みなどの症状はありません。結膜下出血による視力低下や視野狭窄が起こることもないです。

結膜下出血は1~2週間で元の白目に戻りますが、個人差があるため人によっては3ヶ月ほど続くこともあります。

特に治療は必要ありませんが、外傷が原因で出血した場合や痛みやかゆみがある場合は眼科に相談するようにしてください。

高血圧性網膜症

〈原因〉

高血圧を放置すると、網膜にある血管の壁が厚くなってしまいます。それが原因で網膜の血液の流れが悪くなり、血液が不足した箇所に損傷が起こることを高血圧性網膜症です。

〈症状〉

高血圧性網膜症は発症しても目に異常を感じることがほとんどないため、自覚症状はありません。ですが、放置したままだと網膜の中に血液がにじんでしまい、少しずつ視力が低下します。網膜にある黄斑(網膜の中心)で血液がにじむと視力の低下が進んでしまうのです。

更に悪化すると、網膜に血液が不足している箇所に酸素や栄養を届けるための新しい血管ができます。新しくできた血管は破れやすく、すぐに出血することが多いです。もし、出血が硝子体内に広がる出血や網膜剥離などが起きると、大きな視力障害が残ってしまいます。

目が充血する原因の高血圧が原因で、上記の2つの病気を発症することがあります。その中でも高血圧性網膜症は、早めに治療しないと視力が低下していくので早期発見して治療が必要です。

高血圧性網膜症の治療方法

高血圧性網膜症の治療のためには早期発見が重要です。網膜に血がにじんで赤く充血している人は、眼科で検査を受けてください。

検査方法

  • 眼底検査
  • 眼底検査は眼底カメラと眼底鏡という器具を使用し、眼底にある血管や網膜、視神経を調べます。緑内障や眼底出血などの病気を調べる検査ですが、他にも動脈硬化の進行状態も把握することが可能です。眼底は直接血管を調べることができるので、高血圧による動脈硬化を検査できます。

  • 蛍光眼底検査
  • 蛍光眼底検査は眼科用の蛍光剤を腕に注射して、蛍光剤が眼底に流れていく様子を撮影します。蛍光剤を使用するので、通常の眼底検査だけでは調べることができない血管や血液の流れを把握できます。

検査して高血圧が認められた場合は、眼科では次のような治療を行ないます。

治療方法

  • 血圧を下げる治療
  • 高血圧性網膜症は高血圧が引き起こす病気ですから、高血圧の治療を行ないます。高血圧で使用する薬物は、心筋梗塞や脳梗塞などの重い病気を防ぐために使用します。服用していくことで血圧は下がりますが、普段からバランスの良い食生活や毎日運動を続けることが一番の治療方法です。

  • レーザー治療
  • 網膜に血液が不足した際に新しい血管ができないように、眼科ではレーザーを用いた治療をします。レーザー光で網膜に新しい血管が生えないようにし、血管が破けて網膜内に出血しないように防ぐことができるのです。症状の進行具合によりますが、1週間に1・2回はレーザー治療が必要です。

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