高血圧改善ガイド » 高血圧と切っても切れない関係の怖い病気まとめ » 脳卒中

脳卒中

脳梗塞・脳出血・くも膜下出血など、高血圧が招く脳卒中の原因や症状について解説します。

脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の違いとは

脳卒中は、高血圧・糖尿病・心臓病・高脂血症などさまざまな要因で発症しますが、中でも一番の危険因子に数えられているのが高血圧です。

厚生労働省の発表によれば最大血圧が140~159mmHgの程度の軽症の高血圧患者でも、脳卒中により死亡する危険度が健常者のおよそ3倍にも登るそうです。

最大血圧が180mmHg以上の重症の患者だとこの危険度は7倍以上にも高まります。

脳卒中は「脳血管障害」とも言われ、脳にある血管が破れたり詰まることでその部分にある脳の働きが損なわれてしまう状態です。

脳卒中は大別すると脳梗塞・脳出血・くも膜下出血にわけることができます。

この3つは脳卒中の1種ですが、どういう違いがあるのかよく知らない方も多いのではないでしょうか。

脳梗塞

脳梗塞は脳の血管が細くなってしまったり詰まったりして、その部分から先に血液が運ばれなくなり、脳の細胞が死滅してしまう症状です。

脳卒中の約60%に該当し、詰まった場所により知覚障害や運動障害、意識障害などさまざまな症状が現れます。

また、脳梗塞は血管が動脈硬化で細くなり血栓を形成して詰まってしまう脳血栓と、心臓や頸動脈などにできた血栓が血流によって運ばれて脳の血管をふさいでしまう脳塞栓の2つに大別できます。

脳出血

脳の血管が動脈硬化のためにもろくなっていると、高血圧によってついには破れ、脳内で出血を起こします。

脳から出血した血液は「血腫」という血の塊となり、頭の中の圧力が高まったり、血腫が周囲の正常な脳を圧迫して脳の働き低下します。

出血した場所により症状も異なりますが、麻痺や感覚障害を伴うことが多く見られ、重症になると意識障害が、さらに死亡につながるケースもあります。

くも膜下出血

脳を守る頭蓋骨の下には「くも膜」と呼ばれるクモの巣状の透明な薄い膜があります。

脳に血液を運ぶ血管はこのくも膜の下を走っているのですが、この血管に動脈硬化や動脈瘤があると血圧が高くなったとき急に破れてしまいます。

このとき出血した血液は、くも膜と脳のすき間に広がっていくのですが、これがくも膜下出血の正体となります。

もしも何の前兆もなく突然猛烈な頭痛や吐き気、嘔吐に襲われたときはすぐに医療機関を訪ねましょう。

くも膜下出血の疑いがあり、そのまま意識不明になることも考えられます。

また、1度出血した動脈瘤は短時間で再度出血することも多いため、くも膜下出血を発症したら入院しての絶対安静が必要となります。

【注目記事】高血圧には“酵素”が良いってホント?

ページの先頭へ▲

―免責事項―
このサイトに掲載している内容は、個人が独自に情報を収集しまとめたものです。
ここで紹介している高血圧の改善方法は、血圧低下を保証するものではありませんのでご了承ください。