高血圧改善ガイド » そもそも高血圧とは~知っておきたい基礎知識~ » リスクについて

リスクについて

高血圧を放置しておくとどうなってしまうのか、考えられるリスクについて解説します。

少し血圧が高いだけ…と放っておくと、知らず知らずの間に体がむしばまれている可能性が…。そんなことにならないためにも、正しい知識を身につけておきましょう。

高血圧で気づかないうちに血管がボロボロに!?

落ち込む男性

高血圧は自覚症状に気づきにくい疾患であるため、健康診断などで血圧の数値高くても大丈夫だと勘違いして症状を放っておく人が多数います。

高血圧が「サイレントキラー(静かな殺人者)」と呼ばれるのはそんな所以から。

気づいたときにはさまざまな高血圧合併症のリスクを背負っていることになるのです。

高血圧がもたらすリスクをきちんと把握しておきましょう。

動脈硬化

高血圧で最も深刻なのが動脈硬化の原因になることです。

動脈硬化とは血管が弾力を損ない、血管が狭くなる状態のこと。

高血圧によって血管に圧力が加えられ続けると、それに耐えるために動脈の血管の壁が厚くなって、血液の流れる「内腔」と呼ばれる場所が狭まってしまいます。

また、血管が傷つくことでコレステロールなどの脂質もたまりやすくなり、さらに内腔が狭くなる…という悪循環に陥ります。

結果、血圧はますます上昇。動脈硬化はさらに促進してしまいます。

動脈硬化が起こると血栓(血の塊)ができやすくなり、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞の引き金になったり、高血圧性網膜症、腎機能低下、腎不全などがゆっくり進行することになります。

血管の損傷

高血圧によって血管、特に大動脈が急に裂けるなどすると、脳出血やクモ膜下出血が突然発症してしまいます。

――こういった危険を避けるためにも、血圧を測定して高血圧だとわかった場合はすぐに治療や生活習慣の見直しをすることが大切

例え症状もなく健康な体のつもりでも、ただ自分で気づかないだけで、高血圧によって血管は少しずつもろくなっているかもしれないのです。

高血圧を放置しておくリスク

高血圧と聞くとそこまで深刻な病気ではないように思えますが、それを放置しておくといずれは脳・心臓・腎臓・目などに影響を及ぼしてしまいます。

脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・腎臓病のリスクも高まりますし、最悪の場合、死に至ることもあるのです。

健康的な生活を送りたいのであれば、今のうちから自己管理を徹底し、高血圧にいち早く気付くことが大切です。

高血圧リスク度チェック

高血圧だけならまだしも、他に何か別の病気を患っている場合は、脳・心血管病を引き起こすリスクが高くなります。

自分は大丈夫なのか気になるという人は、ここでリスク度チェックをやってみましょう。

チェック①

一般的に高血圧と診断される基準は、血圧が140/90mmHg以上かどうかです。この条件に当てはまり、なお且つ下の項目のうち1つでも該当するという人は高リスクと言えます。

□糖尿病 □脳出血 □脳梗塞
□狭心症 □左室肥大 □心筋梗塞
□心不全 □無症候性脳血管障害 □一過性脳虚血発作
□冠動脈再建手術 □蛋白尿・アルブミン尿 □動脈硬化性プラーク
□腎不全 □高血圧性網膜症 □頸動脈内膜中膜壁厚
□慢性肝臓病(CKD) □抹消動脈疾患 □大血管疾患

チェック②

次に、以下の項目に3つ以上当てはまるかどうかもチェックしてみましょう。

□65歳以上
□脂質異常症
□喫煙者
□肥満(BMI 25以上で、特に内蔵脂肪型肥満)
□身内に50歳未満で心血管病を発症した人がいる
□メタボリックシンドローム

※脂質異常症とは、

  • HDLコレステロール値が40mg/dL未満
  • LDLコレステロール値が140mg/dL以上
  • 中性脂質値が150mg/dL以上 のいずれかに当てはまる場合です。

チェック①と②のどちらにも当てはまるという人は、高血圧によって脳・心血管病を引き起こすリスクが非常に高いと言えます。もしかするとすでに引き起こしているかもしれません。

不安だという人は念のため病院で詳しく検査してもらいましょう。

若いうちからできる高血圧リスク対策

今や高血圧は若い世代にも多く、約8割以上が気付かずに放置しています。

高血圧は放置しておくと危険な病気ですが、ちゃんと毎日自己管理ができていれば重大な病気を予防することができます。

若い世代の高血圧リスク対策としては、生活習慣の見直しが効果的です。

規則正しい食生活にする

高血圧のリスクを回避する食生活のポイントは、1日3食・バランスの良い食事を心がけるということです。

外食が多い人やコンビニ弁当ばかり食べている人は、塩分を摂取しすぎている可能性があります。

塩分の摂りすぎは高血圧の原因になるため、できるだけ外食は控えて、普段の食事は濃い味付けにならないように気を付けましょう。

適度に運動する

血圧が140~159/90~99mmHg程度であれば、規則正しい食生活+適度な運動で高血圧を改善することができます。

適度な運動とは言っても、腕立てや筋トレのような無酸素運動ではなく、ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動をするようにしましょう。

運動はストレスの解消にもなるのでおすすめですよ。

【注目記事】高血圧には“酵素”が良いってホント?

ページの先頭へ▲

―免責事項―
このサイトに掲載している内容は、個人が独自に情報を収集しまとめたものです。
ここで紹介している高血圧の改善方法は、血圧低下を保証するものではありませんのでご了承ください。